私たちは湯空間のプロとして、銭湯や温泉、サウナ・ホテル旅館の大浴場などの設計を超え、事業計画やブランディング、運営に至るまで、すべてのプロセスに心を込めてお手伝いします。 デザインの美しさとともに、未来へと続く温浴施設の物語を、私たちと共に描いていきましょう。
Service
Core Service
基幹業務
銭湯(公衆浴場)、温泉、スーパー銭湯、健康ランド、サウナ、SPA、岩盤浴、ホテル旅館の大浴場、ゴルフクラブハウスの浴場など、各種温浴施設の設計と工事監理を主な業務としています。建築設計の部分以外については専門の設備設計事務所、構造設計事務所、照明デザインなど協力会社とチーム編成し対応いたします。
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建築設計
銭湯(公衆浴場)、温泉、スーパー銭湯、サウナ、ホテル大浴場など、温浴施設全般の設計に対応します。施設の外観から内部レイアウトまでを包括的に設計し、機能性と美観を両立させた空間を提供します。旅館設計やホテル設計にも対応し、各施設の特性に応じた最適な建築デザインを実現します。
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浴場設備設計
銭湯設計や温泉設計を含む温浴施設の設備計画を行います。省エネ設計、水質管理、温度調節、給排水システムなど、利用者にとって快適で安全な入浴体験を提供するための設計を実施します。スーパー銭湯や、一般にデザイナーズ銭湯と言われる施設、ホテル大浴場のような多様な施設に対応した高度な設備設計も得意としています。
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一般設備設計
温浴施設全般にわたる電気、空調、通信などの設備設計を行います。銭湯、温泉、ホテルの大浴場における効率的な運営を支援するため、各施設の特性に応じた最適な設備システムを提案します。サウナ設計を含む各種設備の設計で、利用者にとって快適な利用環境を設計します。
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構造設計
構造設計では、銭湯や温泉、ホテル大浴場を含む建物の構造的な骨組みや基礎の設計を担当します。建物の安全性や耐震性を確保するため、構造的な安定性を重視した設計を行います。温浴施設が長期間にわたって安定して使用できるよう、しっかりとした構造設計を提供します。
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インテリアデザイン
銭湯、温泉、サウナ、ホテル大浴場などの内部空間を専門的にデザインします。素材選定、色彩設計、家具の配置を工夫し、機能性と美観を兼ね備えた空間を創造します。弊社は特に独自のタイルデザインや劣化しにくいエンジニアリングウッドを使ったデザインを得意としており、温浴施設の魅力を最大限に引き出すインテリアデザインを提供します。
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照明デザイン
温浴施設全般に最適な照明計画を行います。銭湯や温泉、ホテルや旅館の大浴場に適した照明の配置や種類を設計し、リラックスできる空間を演出します。空間の機能性を高めつつ、視覚的な快適さを提供する照明デザインを具現化します。
Optional Service
オプショナル業務
事業案件の場合には、設計の前段階として、企画設計や収支計画の提案を行います。事業内容が決まる前に、地域にとの関わりや、利用者層の想定、利用者数などを、地域調査や対話を通して発見し、企画に落とし込みます。また、企画内容やブランディングに応じて、運営運用のコンサルタント・アートディレクション・サイン計画・webデザイン・テキスタイルデザインなど様々な協力会社とチーム編成し対応いたします。
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温浴事業計画に関わるコンサルテーション、 トータルプロデュース
温浴事業全般に関するコンサルテーションを提供し、事業計画の策定から運営戦略までを包括的にサポートします。銭湯設計や温泉設計、ホテル大浴場などのプロジェクトにおいて、成功する事業計画を構築し、トータルプロデュースを通じて施設の開業から運営までをお手伝いします。
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温浴事業の企画設計、 ブランディングデザイン
銭湯、温泉、サウナ、ホテル大浴場などの施設に特化した戦略を立案します。施設の魅力を引き出し、ターゲット市場に適したブランドイメージを創造することで、競争力を高め、成功に導きます。スーパー銭湯や温泉のブランディングにも対応いたします。
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温浴事業のエネルギーコンサルテーション、 サインデザイン、ランドスケープデザイン
温浴事業におけるエネルギー効率を最大化するための提案を行います。温泉設計やサウナ設計におけるエネルギー管理の最適化に加え、サインデザインやランドスケープデザインなどを併せ、総合的に施設全体の美観と機能性を向上させます。これにより、ランニングコストを考慮した持続可能な温浴空間を実現します。
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温浴事業の運営委託、運用計画相談
温浴施設の運営に関するアドバイスを提供し、運用の効率化とサービスの向上を図ります。銭湯や温泉、ホテルの大浴場における日々の運営をサポートし、持続可能な運営体制を整えるための戦略を提供します。施設の特性に応じた運用計画を相談し、成功へと導きます。
Work Flow
ご依頼の流れ
01 |
事前相談 まずはお気軽にお問い合わせください。 お客様のご希望や問題点、予算、事業計画等をヒアリングしながら、当社の過去の実績や考えをお話しいたします。 また、ご希望の方には、弊社資料を郵送にてお送りします。 |
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02 |
ご要望に応じ「基本計画企画書」をご提案 設計のご契約をお検討いただける場合はご要望に応じ、敷地・周辺状況の調査、簡易計画図、コンセプト、プラン、事業収支計画等を併せた「基本計画企画書」(有償)をご提案いたします。また、そのプランを元に工事費の概算見積もりを行います。 企画書にご納得いただければ設計契約に移行いたします。 |
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03 |
設計契約 設計監理料の目安:工事費の8〜15%(国土交通省による設計報酬算定指針による) 第1回設計監理費支払:業務報酬の40%<設計着手時> |
0〜1ヶ月
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04 |
基本設計 計画案で提案したプランを発展させ、具体的に基本事項を決定していきます。 間取り、内装、外観や、使用する素材の選定、各種インテリア計画等も行います。 図面だけでなく、CGや模型、材料見本等を使用し、分かりやすく打ち合わせを進めていきます。 |
約3ヶ月
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05 |
実施設計 基本設計の内容を元に、見積もりや工事、申請の為の図面を作成します。 製作家具、構造、浴場設備、空調、照明、電気等各設備の詳細についても、この段階で考えていきます。 第2回設計監理費支払:業務報酬の30%<設計完了時> |
約3ヶ月
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06 |
行政手続き 確認申請(新築・改築・増築の場合のみ。申請料別途) 保健所、消防署、行政庁等、建築課、補助金申請等に必要な図面、申請書の作成、申請を行います。 |
1ヶ月〜
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07 |
見積もり-工事契約 施工会社3、4社に見積もりを取り、見積もりチェック、コスト調整を行います。 施工会社が決まりましら、施主様には設計者立会いのもと施工会社とご契約いただき、工事準備を始めます。 |
1ヶ月〜
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08 |
着工-工事監理 施工会社と打ち合わせを行いながら、計画通りに工事が行われているかチェックします。 材料や色合いの選定や、家具、備品、サインデザイン、インテリアコーディネート等、 竣工に向けた最終調整を行います。 |
新築:8〜12ヶ月
改修:3〜4ヶ月 |
09 |
引渡し 建物の使用開始に必要な公官庁の検査を受けます。 施工会社検査、設計事務所検査、施主検査の後、建物のお引き渡しとなります。 引渡し後も、問題が生じた場合は迅速に対応いたします。 第3回設計監理費支払:業務報酬の30%<工事完了時> |
Before & After
ビフォーアフター
大蔵湯
昭和41年創業の、伝統的な木造銭湯の改修物件です。
耐震改修工事として瓦屋根の葺き替えと柱の一部取り替えを行いました。
特徴的な関東型銭湯の特質を引き継ぎつつ、新しさと懐かしさを併せ持つ湯空間のデザインを目指しました。
Before
After
FAQ
よくある質問
設計契約までの事前相談の期間は無料で対応致します。建設費、設計費、スケジュール等、何でもお気軽にご相談ください。設計契約の前に、企画設計をご依頼の場合、有償対応となります。
弊社では日本全国、海外でも業務対応致します。ただし東京都外の地域については、別途交通費、宿泊費等を別途請求させていただきます。
敷地測量図、既設建物の図面(改修の場合)、施主要望書、現地写真などの資料があればお持ちください。
まずは弊社事務所にご来所ください。もちろん、状況やご要望に応じて計画地に伺うことが可能です。
専門家に相談することでイメージが具体化したり、問題が明確になることもありますので、お気軽にご相談ください。もちろん、初回相談だけで料金が発生することはありません。
もちろん可能です。温浴施設に併設されるマンション(住宅)、店舗(テナント)なども併せて設計、デザインさせていただいております。過去の事例は「works」のページからご覧いただけます。
設計、監理費用については、国土交通省の告示15号による算出方法に準拠しておりますが、目安として工事費の8〜15%程度とお考えください。事前相談の内容をもとに設計料のお見積もりを致します。
施工会社は決まっているわけではありません。そして、設計事務所が工事の施工を請け負うことはありません。実際に工事を行うのは施工会社となります。
施工会社にも様々な種類があり、地元の工務店から大小ゼネコン等、様々です。その中から、過去の実績や工事の規模を元に見積もりを依頼し、最終的に施工会社を決めていきます。
もちろん、施主様から地元ゼネコン等を指定していただくことも可能です。
工事監理とは、設計者が作成した実施図面通りに工事が行われているかチェックすることです。図面では指定しきれない細かな設定もこの工程で行います。また、工事が進行する中で発生する問題や、施主様からの要望に対する変更への対応、各変更点に対する金額増減等のチェックも行います。
設計事務所の仕事は、オーナー様のお話を聞きながら図面を作成し、その図面の通りに建物が建つように工事を監理することです。施工会社の仕事は、実際に工事を行うための計画を立て、材料や職人の手配をし、安全に建物を建てることです。建物を建てるにあたり、施主様は 、設計事務所、施工会社と契約をします。設計と施工が一体になっている会社もありますが、この場合、複数社に相見積もりを取ることができませんし、その金額が適切なのか一般的には判断ができません。設計と施工を分離させることで工事の品質、費用などに対するチェック機能が働き、工事金額の明確化やコストダウンにも繋がります。「設計会社」は「施工会社」と利害関係が無いからこそ、中立的な立場から、施主様の代理人として、コストのチェックや工事の監理を行うことが可能となります。