御谷湯
MIKOKU-YU
現代の江戸前銭湯
御谷湯が立地するのは葛飾北斎の生家近く、いわゆる東京下町の雰囲気を色濃く残すエリア。浅草、両国、そしてスカイツリーがある本所吾妻橋といった、新旧江戸/東京の顔となるスポットの中心に位置しています。この地域特性より設計コンセプトを「現代の江戸前銭湯」と設定し、生地の木使いと江戸をイメージするカラーリングをベースにデザイン展開しました。4階と5階にある浴室は男女交代制で、それぞれ異なる雰囲気を楽しむことができ、小さいながらも外気と自然光を取り入れることができる坪庭を配置しています。また本建築物はクライアント様の福祉やエコに対する高い意識からバリアフリーや福祉家族風呂、雨水再利用などの機能を複合的に備えています。
- 所在地
- 東京都墨田区石原3-30-10
- 主要用途
- 銭湯(普通公衆浴場)、テナント、住宅
- 改築部
- 900m²(全体床面積)
- 竣工
- 2015年5月
- 施工
- 岡建工事株式会社 + 上尾製作所
- ペンキ絵
- 丸山清人
- タイル絵
- 今井健太郎建築設計事務所
(原画 : 紅白梅図/尾形光琳) - 設計
- 今井健太郎建築設計事務所
(担当:今井健太郎、植木政美) - 写真
- 今田耕太郎
imada photo service - URL
- 御谷湯公式WEB